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EDITOR’S REPORT〜メゾン・マルジェラ シネマインフェルノ〜

EDITOR’S REPORT〜メゾン・マルジェラ シネマインフェルノ〜

8月15日まで開催の「Maison Margiela Cinema Inferno(メゾン・マルジェラ シネマインフェルノ」が東京渋谷に上陸。没入感のある大迫力のインスタレーションをエディターのAyaがレポートしたいと思います。

今回開催のインスタレーションは、Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)のクリエイティブディレクターを務めるジョン・ガリアーノが2022年「アーティザナルコレクション」に合わせて構想した物語「シネマインフェルノ」の世界観に入り込める劇場型のインスタレーション。今年1月にパリで発表された作品を元に、東京ではオリジナルの展示構成がされているとのこと。まずは先日撮影した写真をご覧ください。

 

LUISA VIA ROMA

 

会場に入り、最初に目にする鉄骨と剥き出しのチューブが張り巡らされた壁面には、大きなスクリーンと数体のマネキンが来場客を迎えるように展示されています。マネキンの衣装は全て手作業で制作されたオートクチュール、2022年アーティザナルのコレクション。見ているだけで感覚が揺さぶられるようなクリエーションには圧巻の一言。

 

目の粗いフィッシュネットのレースに装飾を施したドレス、ゴミ袋素材を使用したウサギ耳のポンネット、ルビークリスタルのミニバッグを持ち、ルビークリスタルのタビミュールを履いたマネキン。会場にいる多くの人はこのマネキンの前で一度足を止め、ベストな角度を探し写真に納めていました。

 

チェック柄のシャツを羽織り、ライラックカラーのフリルが施されたドレス、大きなつば付きのハット、クリスタルブーツを着用したマネキン(写真手前)と、チュール素材のドレスにルビークリスタルのミニバッグとタビミュールを合わせたマネキン(写真奥)が、向かい合うように配置されています。

 

フロアの奥にはシネマインフェルノの物語の主人公カウントとヘンが、古びたコンバーチブルカーに乗ってガラス窓を突き破ったような斬新な演出が。(ちょうどヘンの頭がフレームアウトしてしまっていてすみません。笑)劇場を彷彿とさせる空間や、アメリカのホラー映画などからも着想を得たというカボチャやチャイルドたちにも注目してみてほしい。

 

(個人的に気に入ったマネキンショット)

Maison Margiela Cinema Inferno(メゾン・マルジェラ シネマインフェルノ」のインスタレーションは815日まで開催しているので、気になった方はこの機会に是非足を運んでみては。詳細は下記に記載しています!

 

イベント

Maison Margiela Cinema Inferno

会期

2023年7月29日〜8月15日

会場

東京都渋谷区神南1-19-10パークウェースクエア2

開催時間

AM 11:00〜PM 20:00

入場料

無料※事前予約可能  >>予約はこちら

 

LUISA VIA ROMA

 

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