イタリアの卓越した職人技を称えるFENDI(フェンディ)のエキシビション「ハンド・イン・ハンド」が東京・表参道に上陸。4月20日(木)〜5月8日(月)まで開催!
職人達のクラフツマンシップと高揚感に包まれるダイナミックな展示品の数々や空間の様子を、エディターのAyaがレポートしたいと思います。
本展は職人達の伝統工芸技術にフォーカスを当て、アイコンバッグ「ピーカブー」や「バゲット」を紹介するエキシビション。
子供の遊び「いない、いない、ばぁ!」にインスパイアされた遊び心のあるネーミングのピーカブーは、美しく洗練されたディティールや稀少なテクスチャーがラグジュアリーなクラフツマンシップを感じさせます。
ファーストフロアに入ると最初に目に飛び込んでくる、壁一面の巨大な液晶パネルの映像にも着目してほしい。
各ブースには世界中のアーティストやデザイナーが今回のために手掛けるオリジナルのピーカブーが並んでいます。
(NY在住アーティスト「山口歴」の手掛けたピーカブー)
ローマに続く世界2番目の開催地、東京会場では日本人アーティストの山口歴(やまぐちめぐる)や高木耕一郎(たかぎこういちろう)、書道家の万美(まみもじ)等がアレンジを施した独創的な展示品の数々もラインナップ。
大迫力のスクリーンとアーティストのアレンジによって生まれたピーカブーを目に焼きつけるように堪能しました。
フロアの先へ進むとバゲットの展示ブースを発見。
1997年にシルヴィア・フェンディがミニマリズムのルールを打ち破るバゲットを発表。以来、カルト的人気を誇るバゲットは、何世代にもわたって女性達のマストハブとして受け継がれています。
ここではフェンディの呼びかけにより、イタリアの職人達が伝統工芸技術を用いて再解釈した唯一無二のバゲットを目にすることができる。
プーリア州ナルドの町のレース工房で造られた繊細なレース細工を施したバッグは、まるで花の雲が浮いているかのような立体的なデザイン。
オレンジ色のカセンティーノ(山羊の毛から織られた織物)と編み込んだブラウンのレザーハンドルはバゲットをグラフィカル且つ職人技の際立つ雰囲気に仕上げています。
そんなハンド・イン・ハンドは5月8日(月)まで開催。
この機会に是非、没入感のある会場で最新の映像美と伝統的な職人達の技術のコントラストを堪能してみてはいかがでしょう。
イベント
「FENDI ハンド・イン・ハンド〜卓越した職人技への称賛〜」
会期
2023年4月20日(木)~2023年5月8日(月)
会場
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目35-6
開催時間
11:00~20:00(最終入場19:00)
入場料
無料※公式サイトから予約するとスムーズに入れます