8月28日(月)より東京開催のファッションウィークが開幕。初日のトップバッターを飾るデザイナー「サカイカナコ」のブランド「KANAKO SAKAI(カナコサカイ)」のショーをエディターのAyaがレポートしたいと思います。
今回が初のショーデビューとなったKANAKOSAKAIは、デザイナーのサカイカナコがニューヨークや東京で培った経験から2021年に創設したブランド。クリーンなカッティングと多彩な表情を持つ色彩や素材が目を惹くアイテムの数々には「着る人が自由に選んで、手に取ってほしい」といった想いが込められているそう。そんなKANAKOSAKAIの洋服からは、メンズ・ウィメンズの枠組みに囚われない自由なフィーリングが感じ取れます。
初のランウェイショーとなるKANAKOSAKAIの今季のテーマは「ようこそ」。会場ではショーの前のオープニングセレモニーが行われていて、円形を囲う観客席は色鮮やかなディスコライトに照らされ場内は開始前から非常に賑わっていました。爆音の陽気なムード漂うBGMも相まって、高揚感と期待は最高潮に。そんな大迫力の演出はまさに、「ようこそ」と来場客を迎え入れているようです。
ショーの前に一度暗転し、真っ白なライトに切り替わると会場はスッキリとシャープな雰囲気に一変。注目のファーストルックはモデルの源大さんが着こなすビッグシルエットの真っ白なジャケットとパンツのテーラードスタイル。初手のルックを見た瞬間から、この後に続くルックの登場へのワクワクが溢れ出てきました。
個人的にお気に入りは左側のブロンドのロングヘアーのモデルさんが着ている総レースのトップスとフロントのボタンが大胆に開いたテーラードパンツのルック。下記リンクRakuten Fashion Weekの公式ページに写真が掲載されています。
多くの来場客を巻き込み魅了する、圧巻のショーを初出場にて披露したKANAKOSAKAIは「日本が世界に誇る文化とものづくりの技術を、ブランドのクリエイションに乗せて世界に発信していく」という大きなビジョンを掲げています。そんなブランドの今後の展開にも目が離せませんね。
最後に当日のエディターのショーコーデで終わりたいと思います。ボディスーツ×カーゴパンツの全身ブラックスタイルです！